ソフバン総括2006

最近仕事が溜まりに溜まってるって言ってましたが、いよいよどの仕事も締め切りが近くなってきて、1つずつ仕事を潰してる次第です。
とりあえず寮の継続書類を期限日だった昨日に提出し、夏休みの課題だったレポートも昨日提出、大学院の入学書類も提出日に提出しました。
やっぱり締め切り直前が一番やる気になりますね。
夏休みの課題は締め切りから2ヶ月経過してますけど。

残るは奨学金の返済書類と、中間発表、体育祭の打ち上げ、授業の課題・・・
はぁ・・・研究も全然進んでないのに、やってられんわ・・・
とりあえず今日は今から飲みに行って来ます。


プロ野球もシーズン、日米野球アジアシリーズと全て終わり、いよいよ今シーズンの日程が一通り終わった形になりました。
今年もソフトバンクプレーオフで敗退しこれでホークスとしては3年連続でパリーグの優勝を逃したわけですが、取り合えず今年の総括をやっておきたいと思います。
前回ソフバンについて書いたのが、高校生ドラフトの事だったので、まずドラフトの事から書きますか。
そういえばソフバンから強奪された大嶺君はロッテに入団する事を決めたようですね。ソフバンヲタとしては残念ではありますが、真面目で良い選手だと思うので良いピッチャーに育って欲しいと思います。

大学・社会人ドラフトが来週の火曜日21日に開催されるそうです。
我がソフバンは近畿大の本格左腕、大隣憲司投手の自由獲得枠での指名が内定しているようです。
ここ最近ソフバンは投手ばかりを指名しているような気がします。

確かに先発投手ってのは10勝出来る投手を1人獲得するだけでチームの成績に大きく反映されるので重要だし、10勝出来る投手ってのは貴重なので取れる選手は取っておくってのは当然だとは思います。
しかし、今年のソフバンの現状を見ているとやっぱり投打がかみ合ってこそ勝てるチームになるんだなと思わされました。
数年前までは100打点カルテットなどと言って、ソフトバンクは野手は完璧、あとは投手陣が揃えば・・・ってな状況でしたが、小久保が抜け、井口が抜け、城島が抜けてようやく打てない事のつらさを思い知りました。

これまで野手陣には何不自由が無かった分、野手が育つのがこれほど大変かと初めて思い知らされました。
今のソフバンは野手が育たなくて苦労している巨人に境遇が似ているな、と感じます。
巨人も今年は若手(?)を結構使った様ですが、結局目立った選手は現れず、FAでさらに小笠原や谷を取ってまた無理やり補強する事になるみたいです。
ソフバンは今年サードで新人松田を使ったにもかかわらず、結局アピールできずにシーズンを終えてしまいました。
来年からは小久保も戻ってくるらしく、サードで1軍出場するのはさらに難しくなってしまいました。

正直来年小久保が戻ってくるのは、来年の事だけを見ればソフバンにとってプラスに働くでしょうが、それ以降のことを考えると手放しで喜べる状況ではないと思います。
小久保ももう30代中盤になり、クリーンナップとして使えるのもあと数年でしょう。
その間に後継者が育つかどうか・・

まず松田とサードを争っていた同じく期待の若手江川は外野手に転向するみたいです。
僕はセカンドでも良いかなと思っていましたが、セカンドはもう本多で大丈夫というのが首脳陣の考えでしょう。
将来的には1番川崎・2番本多ってのを期待しているんだと思います。

問題は将来のクリーンナップ。
1番手はもちろん松田でしょうが、小久保を超えるのは果たしていつか・・
2番手は江川と小斉あたりでしょうか。
小斉は今年晴れて育成選手から支配下選手に上がり、1軍出場も果たしましたが結局15打数無安打で終わってしまいました。
江川は2軍での活躍を見ているとあと数年で1軍に定着するのは間違いないかなとは思いますが、中心を打てる選手になれるかと言われると正直分かりません。
だとするとやっぱり外国人やFA選手を取ってくるしか無いんでしょうか・・

今後の野手陣の事を考えると、だんだん暗くなってきますが、もしかするとそれほど悲観する事でもないかもしれません。

今年の収穫として1番大きかったと思うのは中継ぎに良い選手が現れてきた事です。
99年の優勝時には勝利の方程式として中継ぎには絶対の自信を持っていたホークスも、ここ数年は先発に頼りっきりの状態になってしまっていました。
それが今年馬原が完全に抑えとして定着すると、それに追従するように良い中継ぎが続々と出てきました。

最も活躍したのが新人の藤岡。
藤岡は新人ながらホークスで最多となる62試合に登板し、防御率も2.60と素晴らしい成績を残しました。
続いて柳瀬。
柳瀬は終盤に出てきて公式戦では10試合しか投げませんでしたが、プレーオフで2勝を挙げる大活躍。
これであと三瀬さえ復活すれば完璧なのになぁと思います。

先発は十分。中継ぎも揃った。抑えは馬原でいける。
こうなると野手が多少打てなくても今年みたいになんとか優勝戦線には残れる可能性が高くなります。
このピッチャーが磐石なうちに若手を使っていれば、頭角を現す選手も出てくるんじゃないかと思います。(まぁ今年はそれでうまくいかなかった訳ですけど)
小久保と若手の世代交代が上手くいくことを願っています。
とりあえずFAで選手を取りまくったり、外人で穴埋めをするようなチームにはなって欲しくは無いです。


えーっと、当初は今年の反省を書こうかと思ってたんですが、ソフバンの事になるとどうしても書く事がありすぎて脇道にそれる事が多くなってしまって、なんか纏まりの無い内容になってしまいます。
まだ今年を全然総括していませんが、今年はソフトバンクだけに予想外の年だったって事で。

松坂が60億でレッドソックスに移籍したのを見ると、城島も井口もどうせならポスティングで出せばよかったと思ってしまいますが、孫さんが60億くらいポーンと出してくれるでしょう。
その金を使ってどんなチームにするかは、来年以降も続投が決まった王監督にかかっていると思います。