2007シーズン開幕直前

研究室の1つ上の先輩の就職先が決まり、早くも就職活動を終えた様です。
もう1人の先輩も順調に選考が進んでいるようで、今年も就活戦線は明るいんだなぁと言うのを遠巻きながら感じます。
学部で去年就職した同期もみんな次々に大手企業に内定を貰い、4月からいよいよ新社会人として働きに出る事になります。

そういう状況を見てると「俺も良い会社に入りたいなぁ・・・」という、焦りと嫉妬の感情が湧いてきます。
と同時に「俺ってどんな会社でどんな仕事をしたいんだろう・・・」と、考える事が多くなりました。
いよいよ来年は僕が就活する番ですが、それまでに自分がどんな会社で働くのが一番幸せなのか、ちゃんと考えとかなきゃなぁと思います。


いよいよオープン戦も全ての日程を終了し、後はシーズンの開幕を待つのみとなりました。
去年のシーズン終了時のホークスの状況を見ていると、「強いけど課題も多いなぁ」ってのが本音でしたが、正直今は課題を見つける方が難しそうです。

キャンプでは故障者が結構出ましたが、それほど大きな怪我をした選手もおらず、オープン戦にはほとんどの選手が顔を揃えてました。
オープン戦は逆に不安になるほど全員が好調でした。

yamamura先発陣には誰一人として不安が無い。
4本柱は崩れる様子すら見せなかったし、ガトームソンと神内が5,6番手じゃもったいないほどの好調さでした。
投手陣の中では不安視していた中継ぎも、藤岡、柳瀬共に良いピッチングをしていたし、それに追従するメンバーも出てきました。
前回僕が期待していると言った山村も開幕1軍に残りました。
この6年間で味わった屈辱を晴らす1年にしてほしいです。


kokubo野手陣は僕が理想として描いていたよりも理想的な形になりつつあります。
多村も怪我無くオープン戦全試合に出場し、小久保もホームラン3本と衰えが無い事を証明してくれました。
松中も新加入の2人につられて良い結果が出せてるみたいです。

この主軸よりも大きい材料なのが若手の活躍。
松田、高谷が開幕1軍に残れなかったのは残念ですが、本多はセカンドのレギュラーに定着しそうだし、江川、城所の外野勢も打撃好調で開幕1軍に残りました。
江川も城所も本多にしてもまだ二十歳前半。
去年はうまく若手とベテランの入れ替えはできませんでしたが、今年ようやく若手が育ってきたなという期待が持てるようになりました。


hondaしかも城所は足が速くて率も残せそうな1番バッタータイプ、本多は2番タイプで、江川は主軸候補と非常にバランスも良い。
今年この3人が全員ベテラン勢を押しのけてレギュラーに定着するようなら、今後10年ソフバンの野手陣は安泰だなと思います。

これまでソフバンは長年層が薄いのが課題としてありましたが、今年はその若手の台頭で層にも厚みが増しそうです。
オープン戦の終盤は、シーズンさながらのメンバーでスタメンを揃えて、終盤から若手を代打や守備交代で出していましたが、試合終盤になっても打線の勢いが衰えない。
それどころか終盤に代打で出てきた選手が打って試合を決めるケースが何度かありました。
これが今年のソフバンの層の厚さを証明していると思います。

スポーツニュースや野球雑誌で解説者が今年の優勝予想なんかしているのを見ると、全員が全員口を揃えてパリーグソフトバンクが1位と言っています。
こんな事は今だかつて無かったと思います。
どれほど1チームの戦力が抜けていても、2〜3人は別のチームが優勝するとの予想を立てるもんですが、今年は全員ソフトバンクが1位という予想。
優勝予想なんて当てにはならないんですが、それほど今年のソフバンには穴が無いと言う事です。

僕自身も不安視するところが1つも無いので、もう突っ込みようがありません。
王さんは今年は90勝を目標として、ぶっちぎりで優勝すると言っていましたが、90勝じゃ少な過ぎるような気がするんですが、さすがにそれは言いすぎでしょうか・・・?

オープン戦勝ちすぎるとシーズンあまり良くないとよく言いますが、最後西武に引き分けて程よく2位でフィニッシュ。
開幕戦もここ4年くらいはずっと負けていないそうです。
開幕戦で当たるオリックスが不憫でなりません。