日本一高い山を制覇する・富士登山〜後編〜
八合目まで到着し、残りは約400m。
頂上までもうひと頑張りですが、これからが急坂で富士山の本当の困難が待っていました。
途中までの雨空とは打って変わって晴天に。
山の天気は変わりやすいと言うけれど、良い方に転んで良かったぁー。
上の方に見えるのが本八合目にある山小屋。
本八合目に到着。
雲を眼下に見下ろし、上空は晴天。とても清々しい気分です。
ここら辺から肌に感じるほど寒くなってきたので、ずっと腰に巻いていた厚手の服を着用。
たけのこの里の箱も膨張してパンパン。
本当は頂上で食べようと思っていたけれど、空腹に耐えられずここで食べる事に。登山は想像以上に腹が減ります。
8合目を過ぎると草木は殆ど生えていません。
左側に見える白い部分は残雪。夏真っ只中でも雪が残ってるなんて。これが万年雪ってやつですか。
傾斜ありすぎだろ・・・
ここからジグザグに登りますが、傾斜が急すぎて1歩1歩がかなり短くなります。
おおおおおおおおおおおおおおおお
頂上を示す鳥居があああああああああ
最後は岩場を登っていきます。
遂に頂上に到着ううううううううううううう
いやぁなんていうかホッとした。
時間はもう2時10分前。約6時間半で5合目からの登頂を成し遂げました!
予定より1時間ほど遅かったけど、まぁ登れたので良かった。
さらに高台から見下ろすとマチュピチュの様。
3時半過ぎ。
今日は野球の日本×キューバ戦もあるから早く帰らねば。
最後の砂走はずーーーーーーーっと直線。ずーーーーーーっと砂道。
正直登りより下りの方が辛い。
6時15分。登山開始から11時間。
ようやく5合目に戻ってきました。
次の日。
山中湖湖畔にて。
やっぱり富士山は少し遠巻きから眺めるのが一番綺麗だ。
研究室メンバーとの初の富士登山。
1人の犠牲者(高山病で8合目で折り返し)は出したものの、普段は研究室にひきこもってる理系院生でも、5人中4人、80%の確率で登れる事を証明しました。
帰りは山梨名物サティアン跡を見学し、ほうとうを食べて帰京。
充実した2日間でした。
富士登山編、おわり。