北海道旅行「富良野編」
北海道に来て5日目。
北海道を出たのが6日目なので、実質最終日みたいなもんです。
とりあえず最初に行く事にした小樽に行った後、どこに行こうかという話にもならず友達が勝手に決めたのが富良野でした。
実質最終日と言う事で、俺の北海道に来た最大の目的「滝川に行く!」という目標もこの日は達成しなければならなかったし、富良野は小樽よりも遠いと言う事で朝に出ようという事だったけれど・・・起きたのが結局10時。
旅行先でこんなに毎日遅くまで寝てる人たちも珍しいです。
11時に石狩当別を出発してカーナビをつけると到着予定時刻は2時半!?
そこから無茶苦茶飛ばしてなんとか1時半には富良野駅に着いたは良いものの、富良野駅周辺には別に何も無いってんで、中富良野でラベンダーの咲いていないラベンダー畑を観賞した後、上富良野の「ファーム富田」というラベンダー園に行きました。
←中富良野のラベンダー畑 上部には植木で「なかふらの」の文字
ラベンダーの開花時期は7月下旬から8月上旬と言う事で、ここでもラベンダーは見られず、土産屋なんかを覗いて回っただけでした。
しっかし、周りの客はおばちゃんの集団と中韓系の外国人観光客がほとんどで、中にちらほらカップルの姿が見受けられるだけ。
男2人でラベンダーなんか見に来る物好きは多分我々だけだったでしょう。
上富良野を出た後は美馬牛→美瑛と行く途中に深山峠に寄って富良野の雄大な自然を上から見下ろす。
しかし隣にあった「トリックアート博物館」なる胡散臭い建物が建ってて、どうも全体が胡散臭く見えてしまったのがちょっと残念☆カナ?
美瑛は思いの他観光地化されてて(ってか美瑛なんてそれまで全く知らなかったんだけど)駅前に観光案内所なんて綺麗な建物まで立っていた。
しかも駅も綺麗だし駅周辺の建物は全部新しい。
北海道の真ん中らへんよりもさらに真ん中らへんにあるのに、全然寂れてる印象を受けなかった。
思うに北海道って自然が綺麗だし、自然を売り物にする事が出来るから余計な建物を建てまくらないで、全体的に綺麗な街並みを維持しているんじゃないでしょうか。
福岡の真ん中らへんなんて、バブルや炭鉱の名残のシャッター街や、古汚い建物が乱立してるからね。
北海道は古い建物ももちろん有るけど、その古い建物にも情緒がある。
静かな町でも哀愁ではなく、穏やかさを感じられる。そこが北海道の良さだなぁと感じました。
美瑛では車で美瑛の丘を見て回り、親子の木やセブンスターの木なるものを見てきました。
この美瑛も当初から予定を立てていたわけではなく、富良野に行ったら近くに美瑛があったから行ったってだけだったので「セブンスターの木って何」って感じだったんですけどね。
どうやらセブンスターの木はタバコの銘柄「セブンスター」のパッケージに使用されたからその名が付いたらしいですね。
そっ・・・そういえばこの「7」の頭の丸い部分と木の丸い部分が・・・って、似てないよ!
パッケージに採用されたのは昭和51年らしいので、途中でデザインは変更されてしまったんでしょうね。
で、タバコには全く興味ない僕はずっと連立した並木ばかりを撮っていたんですが、その隣にある枝葉の丸い木がセブンスターの木だと気づいたのは他の観光客がその木ばかりを写真で撮っているのを見てからでした。
このセブンスターの木に限らず、他にも「〜の木」や「〜の丘」と名前の付いている場所があるんですが、これがなんとも意図的に植えられたかのように、何にも無い丘の上にポツンと木が1本、2本立っている。
しかもセブンスターの木の前なんかは広い駐車場まである。
う〜ん・・北海道やるなぁ。
この日は平日夕方に行ったので観光客もほとんど居なかったんですが、休日なんかは出店まで出て観光客でごった返すほどの人気スポットらしいです。
う〜ん・・・さすが北海道だなぁ。
美瑛の丘を下ってそこからはレンタカーの返却時間を気にしながらいよいよ滝川へ。
滝川に着いたときにはもうあたりは真っ暗で、一生懸命「食堂園」を探し、写真を撮って速攻で退却し、札幌にレンタカーを返しに行きました。
美瑛・滝川での話はこの後の「聖地巡礼編」へ。