北海道旅行「聖地巡礼編」
さぁ!やってきましたこの旅行のメインイベント(?)。
聖地巡礼編です。
今回は藤本の生まれ故郷で有名な「滝川」と、娘。のシングル「ふるさと」のPV撮影でロケ地になった「美瑛」と「美馬牛」に行ってきました。
wikipediaで「巡礼」の項目を引くとこう書かれている。
「巡礼(じゅんれい)は、聖地を巡るという宗教的行為のことを指す。」
さらに続けて「キリスト教の巡礼」の項目には
「キリスト教における巡礼は聖地への礼拝だけでなく、巡礼旅の過程も重要視されている。すなわち聖地への旅の過程において、人々は神との繋がりを再認識し信仰を強化するのである。」
我々ハロプロヲタにとってキリスト教における神は、ハロメンもしくはつんく♂にあたると考えられる。
そして我々がそのハロメンやつんく♂を信仰し、崇め奉っているのならばそれはもう宗教とニアリーイコールなのではないだろうか。
そしてキリスト教における聖地がキリストが教えを述べたエルサレムであるならば、ハロヲタにとっての聖地はハロメンが我々に存在を記した場所にあたるのではないだろうか。
とまぁ長々とくだらない事を書いてみましたが、PVを撮影した場所やメンバーが生まれた土地への聖地巡礼なんてもちろん僕だけでなく、他の大勢のヲタがやりつくした2番煎じ以下の単なるまねごとです。
実際今回の美瑛での「ふるさとPVロケ地」の旅なんて、他の人が聖地巡礼の旅と題して作ったページの画像を見ながら回りましたからねw
とりあえず最初に行った美馬牛と美瑛を写真を交えながら回想したいと思います。
美瑛が「ふるさと」のPV撮影場所だったなんて事は北海道に行く前は一切知りませんでした。
と言うより富良野に出発する時点でも全然知らなくて、旅行ガイドブックに小さく紹介されていたのを友人が見つけ、そこからネットで調べたら結構聖地巡礼のポイントになってるみたいだったので行ってみる事にしました。
こんなに急に目的が出来て、なおかつ行く事が出来たのもこの旅行が完全に無計画の旅行だった事に尽きます。
友人は別にヲタでは無いので、付き合わせてしまって悪かったなぁとは思いますが、まぁ美瑛も美馬牛も凄く綺麗なところだったので普通に観光するのにも最適だったと思います。
まず最初に到着したのが美馬牛小学校。
緑に囲まれた凄く綺麗な小学校で、校舎もとんがり屋根の変わった形をしたきれいな建物でした。
なにせど田舎なもんで、学校の周りに住居がほとんど無い上、校舎も小さい建物が1棟しかない事からも、生徒数も相当少ないと優に想像ができました。
残念ながら(?)既に生徒はみんな帰宅していました。
一般人にも有名な観光スポットになっているのか、「観光客は向かいの駐車場に車を停めてください」なんて驚きの看板が立っていました。
不審者の進入防止の為に最近では完全に校門を締め切ってる学校が多い中でこんなオープンな小学校は都会ではありえないです。
とりあえず僕も学校前にあった、”無駄”に広い駐車場に車を停めて中を見学させてもらう事にしました。
門をくぐってすぐの所に石碑があります。
ここがふるさとPVで飯田さんが前に立っていた石碑だそうです。
正直ふるさとのPVはあまり見たことが無いので分かりませんでしたが、キャプチャ画像と比較するとあぁ確かにここだなと分かります。
左が僕の撮影した画像で、右は他の人がキャプチャした画像を勝手に拝借したものです。
石碑には「正しく 仲よく つよく」と書かれています。小学生にも分かりやすくて良い校訓です。
次に撮影したのがグラウンドです。
ここでは今は亡き市井さんがお母さんと語らっている場面がPV内で撮影されています。
PVでは夕方ですが、さすがに夕方まで居るほどの執念は無いので昼間にあっさり撮影させてもらいました。
しかしこのグラウンド、野球のコートが作ってあるんですが、外野一面綺麗な芝生で埋め尽くされていてとても管理の行き届いたすばらしいグラウンドでした。
とても小学生が使うとは思えないほど立派です。こんなところで1日中野球が出来たら幸せだろうなぁなんて思っちゃいます。ホント美馬牛の子供達は恵まれています。
その後もしばらく小学校内をフラフラ見て回っていたのですが、先生達が職員室から不審そうにこっちを見ているのに気づいたので、そそくさと退散しました。
次に美馬牛駅に行きました。
この駅ほとんど案内看板も無くて、すご〜く分かりにくいところにあるんですが、行ってみて納得。なんと無人駅でした。
ぬっちが駅のホームにたたずむシーンが撮影されたのが駅の裏側だったんで、切符も買わず(というよりどこにも売ってなかった)勝手に駅構内に入りホームを降りて線路を渡って駅の裏側を撮影しました。
ここではもうひとつ撮影ポイントがあって、駅から旭川方面に向かうところの線路で今はすっかりママさんになった石黒さんが立っているシーンがPV内ではあるのですが、この場所を撮影するために線路の上をしばらく歩きました。
いくら1時間に1本しか電車が来ないとは言えさすがに線路の上を歩くのは怖い。
パッと2枚写真を撮った後は急いで駅に駆け戻りました。
しかしこの写真、かなりPVとズレているなぁ〜と思われるんですが、実を言うとはっきりした撮影ポイントが分からなかったんです。
と言うのもこの美瑛駅付近willcomが圏外で、どこがPVで出てきた場所だったか調べられなかったので結構勝手に撮ってしまいました。ホントに人口カバー率99%もあるんですかねぇ?むしろ美馬牛が居住地域に含まれてないとか・・・
まぁ実際望遠レンズが無いとPVと同じ様に撮るのは不可能なようで、携帯カメラではこれが限界だったのかもしれないですけど。
この駅の前にはもうひとつの撮影ポイントであるバス停があったらしいんですが、なにせ圏外なもので、調べる事が出来ず気づきませんでした。
美馬牛を出た後、車を飛ばして美瑛に行きました。
美瑛駅で「中を見せて欲しいんですけど・・・」と駅員さんに尋ねたら、160円もする入場券を買わされました。
この美瑛駅内の歩道橋から撮影したこの場所はふるさとPVの冒頭に出てくる場所らしいです。前に遊歩道が出来ていてPVが撮影された時とは少し景観が変わっていますが、この変化がふるさとが発売された時からの時の流れを感じさせてくれます。
駅構内の駅看板の横には中澤さんが立っていたらしいです。
隣に今も変わらずに、頭の大きな木があるのが特徴です。
このホームからしばらく端に向かって歩くと、柵が無くて普通に駅の外に出られました。
つまり入場券を買わなくても中に入れたということです。
駅員さんが申し訳無さそうに入場券を売っていたのはこのせいだったのかも知れないと後から気づかされました。
入場券は美瑛駅の駅舎の写真が載っていて、鉄ヲタにはたまらなそうなチケットなんですが、聖地巡りをする人は駅の端からタダで入った方が良いかもしれないです。
美瑛駅を出て車で美瑛の丘に登り次のチェックポイント「親子の木」に到着。
この親子の木、途中までは看板で誘導してあるんですが、実際にどこにあるのかが記して無い。
看板通りに進んでいたら既に行き過ぎてしまって狭い道を再び戻るなんて事にもなっちゃいました。
実際に見つけた後も畑の向こうに小さく3本の木が見えるだけで、車では近くに寄れない。それで仕方なく車を狭い道路の端に停めてじゃがいもが掘り返された直後の畑の斜面を一人颯爽と駆け上がり、息を切らしながらそそくさと木だけ撮影してきました。
しかしこんなに一生懸命頑張って撮影したにもかかわらず、PVの撮影場所とは全然違う方向から撮っていましたw
ちゃんと把握して行くべきでした。
この後セブンスターの木を見た後、レンタカーの返却時間が迫ってる中慌しく滝川に直行。
この旅の1番の目的とも言って良い「食堂園」を見ない事には遥々北海道まで来た意味が全く無いので、旭川など目もくれず滝川目指して一直線。
滝川に着いたときには辺りは薄暗く、さらに、いくらネットで調べても食堂園の場所は出てこなかったのですが、なんとか駅の近くに目的の食堂園を探し当てました。
本来ならここで飯を食いたかったのですがそんな時間も無く、泣く泣く写真撮影だけすることに・・・
食堂園ではミキティそっくりのお姉様が働いているなんて情報もあったので、どうしても中に入りたかったのですが残念です・・・
次に北海道に行く時はかならずこの食堂園で飯を食ってきます。
その姿を見て呆れている友人を車に残し、滝川駅に走って行き何枚か写真を撮ってきました。
美瑛での経験を生かし、今度は駅の端からタダで駅構内に入りました。
看板を撮っている時に駅に居る少年にかなり不審そうな目で見られましたが、この為に俺はここまで来たんだからそんなの別に関係ないわ。
予想通り静かな滝川を少しの時間だけでも見学できてこの旅は非常に満足なものになりました。
聖地巡礼の為じゃなくても美瑛や美馬牛は純粋に観光の為にもう一度行ってみたいと思うくらい綺麗な場所だったし、滝川はまだ食堂園で飯を食らうという最重要課題が残されているので今度また北海道に行く機会があれば同じようなルートでまた回る事があるかもしれません。
この聖地巡礼を通じて北海道の広大さと綺麗さを再認識し、娘。メンに北海道出身が多い理由がなんとなく分かったような気がしました。