ニコニコ動画に無限の可能性を感じた
最近ニコニコ動画のページの下に、「ニコニコ市場」という名称で、その動画に関連するAmazon関連の広告が載るようになったんです。
このアイデアを思い付いたドワンゴの人は超が付くほどのアイデアマンだと思います。
ウェブサイトに広告が付くと、サイトが見づらくなったりするので、嫌われるのが普通ですが、このニコニコ市場はサイトに完全に溶け込んでます。
その動画から関連の商品を辿る事ができるし、何人がその商品を買ったかを知ることが出来て、それをまたネタとしてコメントが書ける。
関連商品を貼るのはユーザなので、広告を出す側のアマゾンは、労せずしてページに関連した広告を出せる。
さらにニコニコは金儲けに走ったというイメージを持たれずに、アマゾンから広告収入料を稼げるわけです。
このシステムは凄い。
ユーザー、広告主、ウェブ管理者、全てにメリットがあり、かつ全員にデメリットが殆ど無い。
広告が、サイトの価値を高め、それによって、広告の商品がさらに売れ、サイト管理者も儲かる。
こんなに嵌ったシステムがこれまであったでしょうか。
動画サイトはこれまで著作権の問題にも悩まされてきましたが、この動画から何人が関連商品を閲覧し、何人が買ったと言う事がはっきり見えれば、著作権を持つ側(例えばゲーム会社なんか)も、広告の一部として目を瞑ってくれるかもしれません。
ウェブ2.0だ何だとかよく聞きますけど、ウェブサイトの無限の可能性を新たに感じさせられました。