実家に帰ると家電製品が壊れまくってた

明日父親の三回忌があるという事で夏ぶりに実家に帰ってきました。
こっちは九州だというのに東京より寒い。
東京ではまだ部屋にいれば暖房を使わなくても普通に生活できるのに、こっちじゃファンヒーター無しじゃ寒くて食事もろくにできません。夜に外に出ると息も白くなるし…
東京に来て冬の自転車通学が高校時代よりも辛くなくなったのは、登校時間が遅くなったからという理由だけではなかったんだなぁと実感します。


実家に帰ってくる数日前に、母親から電話があって、そのときにテレビを買い換えたいとの相談を受けました。
実家のテレビは10年前から使っている30型ぐらいのブラウン管テレビで、実家に帰るたびにテレビ出演者の顔色が悪くなっていくので、そろそろ買い替え時期だなぁとは思っていました。

電話口で「液晶テレビの画質はパネルじゃなくて画像エンジンで決まるから、画像エンジンの性能で考えたら東芝か日立かな」と言おうかなと思ったのですが、どうせ母親じゃ理解できっこないと思って、「どれもそんなに変わんないよ」と言ったら案の定「アクオスが良いらしいんだけど」との返事が返ってきたので、「それでいいんじゃない」と答えておきました。

来年からエンジニアになる身としては、エンジニアがどんなに頑張って良い製品を作っても、ブランド名とかCMの出演者とかで売り上げが決まっちゃうんだから辛いもんです。
ただ、悔し紛れに「でも、どれを買っても今のブラウン管テレビより画質は悪くなるけどね」とだけ付け加えて電話を切りました。


で、今日実際に実家に帰ってテレビを見てみると、コレがまた酷い。
なぜか左のスピーカーから常時ノイズが出ていて、テレビの音声が殆ど聞こえない。
どうしてこれを修理にも出さずに放っておくのか不思議になるくらい不快です。

「いつからこの状態なの?」と聞くと弟が「11月くらいかな」。
って、ええええええええええええ?

リビングの壁紙を業者に張り替えてもらう前に電気屋さん呼びなさいよ。
なんか弟は「もう慣れた」とか言ってるし!
慣れるとかそういうもんじゃないでしょ!

普段テレビを見ない僕も、実家に帰ってきたら急にテレビっ子になるので、これは僕にとっても問題です。
このままだと正月も不快な気分で駅伝を見なきゃいけなくなりそうなので、正月までにテレビを買いに行きたいと思います。


それで、テレビは流石に古かったので買い換えでいいかなぁと思っていたら、母親が今度はパソコンもおかしいから買い換えたいと言い出しました。
さっそくノートPCの電源を入れてみるも、夏に帰ってきた時と変わらずちゃんと動作している。
どこが悪いのか聞いてみると、弟がネットでゲームをしているときに時々回線が切れると…

ええええええええええ!?
そんなんでパソコン買い換えちゃうの?
ってかそれ、パソコンの問題じゃなくてルータの問題でしょ?
それより、その壊れたと言うパソコンで今僕が快適にブログを書けてるのはどういうことなの…?

そして最終的には、「プリンタがしょっちゅう紙詰まりを起こすから買い換えたい」ですよ。
いやいや、ちょっと待ってよ。
買い換える前に、直す努力をしてみましょうよ。
自分で出来ないなら、業者を呼んだって良いじゃない。


とまぁ、実家に帰ると大抵こんな風に家電製品が壊れたと言われて、その対応に追われるという事を繰り返してます。
しかし、家電製品は壊れたのが放置されているのに、キッチンとか風呂とかがいきなりオール電化になってたりするから油断できません。

母親がPCを使えるようになりたいと言い出して5年ぐらい経つのに、未だにwordの開き方もわからない状態なので、別にPCが壊れようが、プリンタが壊れようが大した問題じゃないのですが、少なくとも、壊れたと思ったら直す方法を考えるということぐらいはして欲しいなぁと母親に無理なことを望んでみたりしました。
そして、父親が居る時にはこんな事は無かったのになと、ふとPCに強かった父の姿を思い出したりした三回忌前日でした。