2008年に見たアニメを振り返る

1週間ぶりに東京に帰ってきました。
帰省中は殆どが実家でゴロゴロするか、親戚の家に行くかのどっちかで、それ以外は1日だけ友人と会ってドライブに行っただけでした。
正月という事もあってどこに行っても肉だの刺身だの寿司だのが出てくるんですが、なんだか食べなきゃ気まずいくらいに料理を勧められるので、日に日に体重は増えるわ、肌はボロボロになるわで、豪華な料理もあまりありがたくない感じになっていました。


さて、一昨年くらいからアニメを見るようになった僕ですが、2008年は一昨年の様に寝る間も惜しんでアニメを見るということは流石に無くなり、見るペースもだいぶ落ちました。
それでも結構見たので2007年同様、2008年に見たアニメの総括をしようかと思います。2007年の総括の際はランキング形式で書いたのですが、なにせ2007年にやったアニメじゃなくて、2007年に僕が見たアニメなので、1位が「攻殻機動隊」と時代錯誤な訳の分からないランキングになってしまったので、今年はランキングではなくていくつかピックアップして振り返る形にしたいと思います。
それではまず、昨年1年間に見たアニメを挙げてみます。

!?

あれっ・・・2007年の方がアニメを見まくったと思ってたのに、明らかに2008年の方が見てる・・・
全編見たものだけで26作品。月に2作品以上見てるペースですが、そんなに見たかなぁ?
2008年は定期的に各クール3〜4本は見ていて、2008年に放送された分は15作品も見ていたんですね。去年は放送中の作品を見ることがあまり無かったので、これがかなり視聴数増加の原因になっています。
去年の方が見た気がしたのは1作品集中でガーッとまとめてみていたので、1本1本の印象が強かったせいでしょうね。

あと、後期に入った頃に大学近くのレンタルビデオショップが潰れたせいで、あんまり後期にアニメをレンタルしなくなったのが印象に残っていない理由かもしれません。
就活が終わってニートタイムに入った時は、毎日の様にそこのレンタルビデオ屋に行って「ハヤテのごとく!」を3巻ずつ借りるというおかしな習慣がついていた事もありました。


それにしても、どの作品も最後までちゃんと見ただけあって、面白かった作品ばかりですね。見たときに感想なりをもっとブログに書いておけば良かったとちょっと後悔しています。
まぁその反省は2009年に生かすとして、仕方が無いので本当に印象に残った作品をいくつかピックアップして感想を書きたいと思います。

かんなぎ


かんなぎはまだ見終わっていないのですが10話ぐらいまで見ました。
山本寛監督作品ということもあり、放送前から期待度が高く、放送開始直後もぬるぬるとよく動く作画や、ヤマカン作品らしい踊りを交えたオープニングも話題になりました。放送終盤も中古騒動などで良くも悪くも最後まで視聴者を話題を振りまき続けた作品でした。

僕も途中まではその話題性に惹かれて毎週キチンと見ていました。最初の方はストーリーもテンポ良く進むので結構楽しく見られたのですが、中盤に差し掛かるとそのテンポが落ち、少しマンネリした様な印象を受けました。主人公が神であるという壮大な設定ながら、行動範囲が学校や自宅やその回りのみで完結してしまい、主人公の敵も小さな虫を叩いて倒すだけとスケールが小さく、妹とのライバル関係もなんだか中途半端に進むというどっちつかずの展開で、正直途中で飽きてしまいました。
多分殆どが原作通りなのでしょうが、これが一体何アニメなのか終盤になってもあまり見えません。
まぁ最後に何かオチがあると思うので、キチンと最後まで見るまでなんとも言えませんが、中盤間延びしてしまったのは少し残念でした。
ただ、オープニングは好きでしたね。そこら辺はアイドルヲタを惹き付けるヤマカンらしさが出ていたと思います。
ちゃんと最後まで見ようと思います。

マクロスF

ロボットアニメはあまり好きではないので、この手のアニメはあまり見た事が無かったし、このマクロスFも放送中は殆ど見ていなかったのですが、研究室の人達が余りに嵌っているのを見て、暇な時に一気に全部見てみました。研究室の人たちの様に「シェリルだ!」「ランカだ!」と言い争うほど嵌りはしなかったのですが、全部見てみると結構楽しむことができました。
このアニメはストーリーと同時にヒロインが歌う歌も重要な要素を持っているので、相当力を入れて曲を作ってあり、アニメよりも曲の方が好きになった感じでした。まぁこの作品を見たおかげで、アニヲタの人たちとも話す話題が広がったし、ヲタカラで歌う歌もかなり増えたので年末は助かりました。

みなみけ〜おかわり〜

酷い。
これ程までに期待を裏切った作品があったのかと言うほど酷い。
無印の頃のみなみけを返して!
おかえりにも期待はしていません。

カウボーイビバップ

10年目の不朽の名作を研究室の先輩に借りて初めて見ました。
ほとんどが1話完結のストーリーなのでテンポが良いし、菅野よう子の曲も良い。
是非続編をみたいですね。

ぱにぽにだっしゅ!

今年見たアニメで最も印象に残ったのがこの「ぱにぽにだっしゅ!」です。
ニコニコでオープニング曲の「黄色いバカンス」を見たのが見始めたきっかけでした。実際に見始めると黄色いバカンス以外のOP曲やEDもとても良く作られていて、本編だけでなく曲を聞くだけでも楽しくなってきます。曲に合わせたシンプルなアニメーションもとても色鮮やかで新房色溢れる作品だなぁと感じさせてくれます。同じく新房×シャフト作品の絶望先生ひだまりスケッチも見たのですが、これらの作品もぱにぽにと同じく魅せるOP,EDの作りになっていて、とても好きな作品です。
単なる萌えアニメと言われればその通りなのですが、あれだけ多くのキャラクターを登場させておきながら、殆どのキャラを生かせてるのは素晴らしい。何度見ても飽きないので、ぱにぽにを繰り返し見ながら寝るというのが癖づくまでになりました。
3月にOVAが1本入ったDVD-boxが出るらしいのですが、本気で買おうかどうか今から迷っています。

総括

2008年に見たアニメNO1は間違いなくぱにぽにでした。2007年は攻殻機動隊だったので、どれだけ遅れてるんだという感じですが、それだけ名作アニメが世の中にはあるという事です。
今年は流石に見る時間も減ると思うのですが、もっと面白いアニメを発掘していきたいですね。
この2年間アニメを見る機会が多くなって気づいたのは、アニメの趣味は人によって大きく違うという事です。
僕は結構他の人から紹介してもらって見た作品もあったんですけど、確かに面白いと思う作品もあれば、つまらなすぎて途中で見るのをやめてしまった作品もありました。
昨年1番良かったと思ったぱにぽにも自分から見つけて見始めたもので、誰も紹介してくれなかったし、そもそも世間の評価もそれほど高いとは言えない気がします。
自分にあった作品を見つけ出すというのも、アニメの楽しみ方のひとつなんじゃないかなぁと感じた2008年アニメ生活でした。

今年は

ぱにぽにDVD-boxも欲しいですが、1月中に苺ましまろOVAの2期がでるらしいですね。
お気に入りには登録しましたが、買うかどうかまだ迷ってます。
今までアニメDVDというものは買った事が無いのですが、今年はDVDを買いまくってしまうのかもしれません・・・